「安いサロン」になるな!単価を上げて利益を最大化する価格戦略

「お客様に来てもらうために、料金を下げるべき?」
「競合サロンと比べて、安くしないと選ばれない?」

このように、価格設定に悩むエステサロンオーナーは多いのではないでしょうか?

しかし、「安いサロン」になると利益が出にくくなり、長く続けるのが難しくなります。

実は、適正な価格設定をすることで、利益を確保しながら安定経営ができるのです。

今回は、
なぜ安売りは危険なのか?
単価を上げるための価格戦略
高単価でも選ばれるサロンの作り方
について詳しく解説します!


1. なぜ「安いサロン」になってはいけないのか?

「価格を下げれば、お客様が増えるかも…」

と思うかもしれません。

しかし、実際は「安売り」には以下のようなリスクがあります。

✅ 安売りのリスク

  1. 利益が出にくくなる
    → 施術をしても収益が少なく、長時間働いても稼げない。
  2. 価格競争に巻き込まれる
    → 他のサロンがさらに安くすると、また値下げしないといけない。
  3. 安いから来るお客様が多くなる
    → 価格だけで選ぶお客様は、リピートしにくい。
  4. 自分の価値が下がる
    → 「安いサロン」というイメージが定着し、高単価が難しくなる。

このように、安売りをすると、長期的に見て経営が厳しくなるのです。


2. 単価を上げるための価格戦略

では、どうすれば適正価格でお客様に選ばれるサロンになるのでしょうか?

以下の3つの価格戦略を活用しましょう。

① 価値を高めて「高単価でも納得」してもらう

「価格が高くても、このサロンに行きたい!」と思わせることが重要です。

高品質な施術を提供する(独自の技術や特別なケア)
カウンセリングを丁寧に行う(お客様に寄り添う姿勢を見せる)
施術後の変化を見せる(ビフォーアフター写真を活用)

「このサロンは他とは違う!」と感じてもらうことで、高単価でも納得してもらえます。


② メニューの見せ方を工夫する

同じ施術でも、メニューの見せ方を変えるだけで単価アップが可能です。

💡 価格戦略の例

セットメニューを作る(例:フェイシャル+デコルテで○○円)
回数券・コースを導入する(例:5回コースで割引)
オプションメニューを追加する(例:ヘッドマッサージ追加で+○○円)

「単価が低い施術」ではなく、「価値の高いパッケージ」にすることで、 お客様にとって魅力的な提案ができます。


③ ターゲットを「価格より価値を求める層」にする

価格を気にするお客様ではなく、 「質の高い施術を求めるお客様」に来てもらうことが重要です。

30代以上のエイジングケアに悩む女性
肌質改善を本気で考えているお客様
リラクゼーションだけでなく、結果を重視する人

「とにかく安いサロンを探している人」ではなく、
「自分の悩みをしっかり解決してくれるサロン」を探している人 にアプローチしましょう。


3. 高単価でも選ばれるサロンの作り方

単価を上げるには、「価格以上の価値」を伝えることが大切です。

ブランディングを強化する

「安いサロン」と思われないためには、
サロンのコンセプトを明確にする
ターゲットに合った世界観を作る
SNSで「高品質なサロン」のイメージを発信する

特に、Instagramやブログを活用して、 「安売りしないサロン」としてのブランディングを強化しましょう。


口コミ・リピーターを増やす

「このサロンなら価格以上の価値がある!」と思ってもらうために、
お客様の声をSNSやHPで紹介する
施術後にアフターケアのアドバイスをする
紹介特典を活用して口コミを増やす

実際の「お客様の声」を使うことで、 新規のお客様も安心して来店しやすくなります。


まとめ

エステサロンは、
価格を下げず、価値を高めることで利益を確保する
メニューの見せ方を工夫し、セット販売やコースで単価アップを狙う
ターゲットを「価格より価値を重視する層」にする

「安いサロン」にすると、利益が減るだけでなく、 ターゲットも価格重視のお客様ばかりになり、経営が難しくなります。

適正な価格設定をしながら、 「この価格でも納得!」と思われるサロン を目指しましょう。

ぜひ、価格戦略の参考にしてください😊